そして扉は閉ざされた

そして扉が閉ざされた (講談社文庫)

そして扉が閉ざされた (講談社文庫)

四人の男女が、自分の娘を殺した犯人が四人の中にいると考えた母親によって核シェルターに閉じ込められる。回想シーンと、なんとかして密室から脱出しようとする現在パートと交互に進んでいくので、嫌がうえでも緊張感が高まっていく。いやまさかあり得ないだろ、と考えていた人物が犯人で、その理由もすごく腑に落ちるもので、まさに完璧。完成度の高いミステリー。