3月のライオン

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

ブランチのブックコーナーで紹介されていたのを観て読みたくなり、買ってきた。ちょこちょこと立ち読みはしていたけど、ハチクロと違って重くて暗い印象があったので、コミックスになっても買うのは保留していた。
でもこうして改めてきちんと読んでみると、その暗さが単なる暗さじゃなくて、きちんと理由がある暗さというか、まったく理解できないものじゃないから怖くない。それどころか零が思考するシーンは読んでいてじわじわと深みにはまっていくような気持ちにもなる。そして、ただ明るさ一辺倒のマンガが面白くないように、その暗さがあるからあかりたちと触れ合うような明るい部分も際立ってくる。そのバランスがすごくいいなあと思った。
結局3巻まで読んでしまった。ハチクロと違ってちょっと大人向きなのかもしれないけど、これからもっと面白くなりそうで目が離せない。