花見とおでん

会社の人たちと花見。とは名ばかりで、外は寒くてとてもじゃないけどいられなかったので、会社に戻ってきていつものように机を並べて飲み。あんなに気温が低かったらアルコールもすぐ熱変換されて全然酔えない。花はもう少し暖かくなってからだなあ。
商店街組合のテントで缶ビールとおばちゃんたちが作ったおでんをもらう。男前はサービスしちゃうよ、なんて言われて渡された発泡スチロールの丼に入ったちくわ、大根、はんぺん。サービスってどの辺?と思ってしまうほど、量は並だったけど・・・。あれかな、人気の高い具を入れたげたよー、ってことかな・・・?大きな鍋でたっぷりあったからどんな味かなと思ったけど、案外ホッとする味で嬉しくなる。家庭的ってこういう味のことを言うんだなあ。
会社に持ち帰ると上司たちがさっそく箸を伸ばして瞬く間になくなってしまったので、食いたりない若い衆はコンビニまで酔った足でおでんを買いに走った。そこでも買うのはやっぱり大根、はんぺん。味のしみた大根はやっぱりうまい。買ってきたそばから上司や同僚と激しい争奪戦になったけど・・・。