世界最速のインディアン

アンソニー・ホプキンス演じる主人公が、長年の夢だったオートバイでの世界最速の記録を打ち立てるまでの物語。本作ではすごくお人よしに描かれているんだけど、行く先々で出会う人たちがそれに輪をかけていい人たちばかり。そのうち痛い目にあうんじゃないか、なんてハラハラして見ていた自分には拍子抜けというか、そういう意味ではとんだ寸止め映画だったのだけど、シンプルなストーリーなのに終盤までダレることなく観られたし、とても素晴らしい映画だった。