いろいろあった一年

年末年始は実家に帰省した。片づけをしたり正月飾りを飾ったり、年越しの準備をしたらほぼ暇なので、残りの時間は家業の手伝い。手伝いをしていても表まで出るのは数年ぶりだったので、久しぶりに会う人たちに「大きくなったねえ」と口々に言われる。顔は父にも母にも似てきたらしいんだけど、後ろから見た姿は父親に似ているらしい。20キロぐらい体重差あるんだけどな…。
友人たちとも飲んで、久しぶりに0時をまわってしまって次の日早番の友人に渋い顔をされた。奥さんからも電話がかかってきたりして、申し訳ないけどみんなで笑ってしまった。そういえばこの1週間、ほぼ毎日なにかしらアルコールを口にしていたなあ。ちょっと浮かれすぎた。
去年は本当にいろいろなことがありすぎた。糸井さんも「去年の今ごろはまさか2011年がこんなことになるとは想像もつかなかった」と『ほぼ日刊イトイ新聞』の中で書いていて、まさに同感だった。そんな“激動”の年だったわけだけど、人が人を想うことについて、すごく力強く感じた年でもあったなあと思う。正直、今まで生きてきた中で昨年ほど人の繋がりを意識したことはなかった。悲しいことに、物事が一気に好転するなんてことはあまりない。それでも少しずつで構わないからいい方向へ進んでいけたらいいと思う。