オーパ!

オーパ! (集英社文庫)

オーパ! (集英社文庫)

単純にいえば著者がアマゾン川へ釣りに行くといういわゆる紀行文なんだけど、相変わらずのアクの強い、男臭い文章がすごく魅力的でたまらない。本書が刊行されたのがちょうど自分が生まれた年で、今じゃアマゾンの環境も大きく変わっているだろうなあ。ピラニアが美味しいなんて知らなかった。劣悪な環境は嫌だけどちょっと行ってみたいかも、と思わされるのはこの力強い文章の持つ表現力のせいだなー。