念願のフレイミングリップス

今週は週明けから大阪へ日帰り出張したりしてだいぶ慌しかった。今日も妙に忙しかったけど、だいぶ予定を切り詰め、早めに仕事を片づけてフレイミングリップスのライブを観にZeepへ向かった。
まずはMew。ボーカルのきれいめな歌声とちょっとダークな雰囲気が特徴だと感じていたけど、ステージでもそれが生かされていてすごくよかった。演奏がちょっと強くて、ボーカルの声が小さめだったのがちょっと惜しかったかなあ。けっこう激しくやってくれたのは嬉しかった。バンドの背後のスクリーンに映し出される映像もなかなかにダークで自分はニヤニヤしてしまったのだけど、あれに引いてしまった女の子とかいそうだなあ。
そしてThe Flaming Lips。2006年のサマソニで友達に「すごくよかった!」と聞いて、裏でグループ魂を観ていた自分はすごく悔しく思ったものだけど(いやグループ魂もよかったけどさ)、想い続けて4年、ようやく観ることができた。もう、なにはなくとも演出がすごい。オレンジ色で統一された仰々しいセットに、円形の大きなスクリーンがバンドの背後に設置され、演奏が始まると同時に風船が舞う、紙吹雪が舞う。しまいにはボーカルまで風船に入って観客の上を転がりまくる。どんだけサービス精神旺盛なんだ。そんでもってラストでやってくれた「Race for the Prize」「Do You Realize」はやはり鉄板。会場が一気に沸いて、自分の体温もグワーッと上がるのがわかる。あー、これだこれだ。これが観たかったんだよな。きっと他の客だって同じ気持ちに違いないはず。
今年はもうライブに行く予定がないのでこれが最後になるのかな。でも締めくくりにはこれ以上ない最高のライブだった。