ぼくを葬る

ぼくを葬る [DVD]

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フランソワ・オゾン監督作品。主人公が徐々に死と向かい合っていく姿に、乗り越えた人間ってこんなに静かになれるものなのかと軽くショックを受けた。「余命わずか」なことを題材にした作品はたくさんあるけれど、この映画はどの作品よりも強く心に残った。終わりに近づくにつれ主人公の顔が次第にきらきらしてくることに感動。ラストの浜辺のシーンで太陽が沈んでいくところでグッときた。素晴らしかったです。