人のセックスを笑うな
- 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
- 発売日: 2008/07/25
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面白い、というほどではなかったかな。井口監督の持ち味である長回しはいいんだけど、途中で何度か眠たくなってしまった。それでも全体的にたるんでいるという印象を感じなかったのは監督の手腕によるものなのかな。
永作さんは小悪魔というか、年下の男の子を弄ぶ感じがよく出ていた。役柄も、個人的に永作さんに持っているイメージに近かったせいか無理なく演じていた気がした。それより特筆すべきは蒼井優の瑞々しい演技。えんちゃんのみるめに対する態度の変化とか、ユリさんと話している時の不機嫌な様子とか、これまで見た蒼井優の演技の中で最高だったと思う。
あがた森魚演じる旦那さんもいい味出していてよかったなー。結局、ユリさんのような奔放な女性が帰りたくなる男性ってああいう包容力がある人なんだろうか。だとしたら、俺もああいう男を目標にしたい。包容力の極地。・・・道のりは長い。