のぼうの城

のぼうの城

のぼうの城

すごく人気の本で予約待ちの人数が300人くらいだったんだけど、とりあえず図書館に予約しておいたら忘れたころに連絡がきた。
愚鈍とされていた人がふとした時に別人のような活躍ぶりをみせるというストーリーは得てしてワクワクするものだけど、この物語も例にもれず痛快でたまらなかった。安っぽいドラマみたいに一気にひっくり返すのではなく、何度も何度も胸をスカッとさせるシーンが出てくる。それがまた上手いと思う。おもしろくて一気に読んでしまった。