雪について思い出すこと

新宿で会合があって出席。立食パーティー形式だったのだけど、どうもこういう場所で物を食べることに慣れてなくて、ウーロン茶だけもらって業界人の皆さんのスピーチをぼんやり聞いて退散。相変わらずこういう場所は苦手。
あまり西口方面には来たことがないのでまったく土地勘がなくて、ちょっとウロウロする。なんか高いビルが多いなーといった印象。建設中のビルがあって、ちょっと曲線が入った不思議な造形で面白かったので、上京したての若者のようにポカーンと見上げてしまった。まあ今でもときどき、ビル街ではキョロキョロしますけど・・・。でも高層ビルって見るのが楽しいから、ついつい見上げてしまう。
帰りは御茶ノ水でCDをレンタル。だいぶセットリストも固まってきた。道端に白い四角い柱みたいなのがあって、発砲スチロール?と思ったのだけど、近くに寄ってみるとそれは雪。近くにプレートが置いてあって、読んでみると学生たちがこれを削って雪像を作るらしい。よく見ると道に沿っていくつか並んでいる。この寒さじゃあしばらく溶けずにもつだろうな。そういえばこの辺りはスキー用品のショップが多いからその関係かもしれない。
関西にいた頃は、友達と日帰りで岐阜まで滑りに行っていた。山の上から滑り降りていくとき、遠くまで雪山が続いている景色がすごくきれいだった。シンとした空気のなか、なんとなく物悲しくなったことを覚えている。うーん、若かったなあ。当分そんなふうに友達と誘い合ってボードに行く機会はなさそうだけど、今あの景色を目の前にしたらどんな気持ちになるんだろう。やっぱり物悲しくなるのかな。