死神の精度

死神の精度

死神の精度

図書館で貸りたもの。人間に常につきまとう“死”という現象。そこにはいろんなドラマがあって、主人公である死神は人間という滑稽な生き物の死を淡々と見届けていく。
6つの話から構成されているけど、どこかで繋がっていたり、他の話の登場人物が出てきたりして面白い。特に“恋愛で死神”の話が“死神対老女”で納得いくかたちで終わっていて個人的に嬉しかった。同時によかったなあ、と思いちょっと感動してしまった。