サマーソニック2日目

し、しんどい・・・。リストバンドはもう交換してあるし、ちょっとぐらい遅く出発してもいーだろ、なんて油断してたら思いっきり入場待ちの列に並んでしまう考えの甘さ。
急ぎ足でマウンテンに向かうも、すでに8ottoが始まってた。ドラム&ボーカルでイイ感じ。終盤のシャウトはロックを感じたなー。大阪人らしいユニークさも感じられたし、このバンドは面白そう。
続いて昨日と同じように灼熱のマリンステージでTHE ENEMYを観る。若さ溢れる3ピースバンドだけど、よく通るボーカルの声と合わせてノリのいい曲が多かったせいで大盛り上がり。いいなー。CD買ってみよう。
次はTHE TWANG。ツインボーカルでとっても勢いがあったバンド。成長株だって話もうなづける。常に盛り上げてくれて、観ていてとても楽しかった。
昼メシを食べてビールを補充。ソニックへ移動して、THE POLYPHONIC SPREE。赤い幕をハート型に切り抜いて登場ってニクイなあ。大所帯ってことを抜きにしてもパワー溢れるステージで、しょっぱなから盛り上がりまくり。いったん引き上げたと思ったら、黒の衣装を白に着替えて再登場。もー、最後までアガりっぱなしでした。
ここで疲れて座ってしまい、体力を充電しながら次のBRETT ANDERSONを聴く。ジャケット&白シャツがビシッと決まり、超セクシー!フェロモン出まくりのダンスも見せたりして、悩殺された女性ファンも多かっただろうな。ステージはもう申し分ありません。聞くところによるとスウェードの曲もやったみたい。
BRIGHT EYESになって復活。前から7列目ぐらいに場所をとって観る。コナー・オバースト、この人は貴族か?ってぐらい気品がある。よく見たらバンドメンバー全員白の衣装で揃えてる。盛り上がりどころはないに等しかったけど、拍手も歓声も必要ないくらい、あのクセ声が聴かせる。かっちょええ〜。どの曲も沁みた。
この後、予定だとMANIC STREET PREACHERSを観にマリンへ行くつもりだったけど、どうせコーネリアスを観に再度ソニックへ戻ってこなきゃならないし、なにより疲れていたのであきらめてCYNDI LAUPERを観るためにソニックへ残る。けど、この選択は良かったと後になって思った。だってすごく良かったし!すんません、ナメてました!なんつー歌声だよ!伸びのある高音スゲー。世代的に自分よりちょっと上の人がストライクだと思うんだけど、それでも『グッド・イナフ』(グーニーズ大好き!)、『True Colors』、『Time After Time』は知ってて、かなり感激した。特に『Time After Time』は観にきていたTHE POLYPHONIC SPREE(たぶんそうだよね?)のボーカルをステージに招き入れて無理やり歌わせてた。最後は『ハイスクールはダンステリア』でHE POLYPHONIC SPREEのメンバー何人かと一緒に歌いながら騒ぎまくり。いやー、面白かった。素敵っす、シンディ姐さん!
一度観てみたかった次のコーネリアスは前まで行って、だいたい6列目ぐらいで観た。映像と音楽の融合っていうのか、すごくアーティスティックだと思った。こういうのもアリだなあ。ただ、酔っ払ったあんちゃんが後ろにいて集中できなかったのが痛かった・・・。楽しくて酒が進むのはわかるけど、迷惑かけるのもほどほどにしとけよお馬鹿さん!あと、すごいドラムを叩いていた人が小さくて可愛らしいお姉さんだと分かってちょっとビックリした。
シメはビーチでYANOKAMI。すでに暗くなりつつある海辺で、海風にふかれながら観るステージはたまらない。またYANOKAMIの音楽が合うんだよー。『バラの花』聴けて嬉しかったし。二人のやりとりも絶妙で、ハラカミさんの言葉にはいちいち笑わせていただきました。
足がかなり痛かったけど、ほぼ予定通りにまわれて満足。まあ観たくても観れなかったアーティストもいたけど。とりあえず、帰り際に見た花火はとてもきれいでした。あぁ、夏が終わりかけてるぜ・・・。