腑抜けども、悲しみの愛を見せろ

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ (講談社文庫)

最近、CDの方ばっかりに気がいっちゃって全然本が読めてなかったけど、だんだん読む気が出てきた様子。
なんか面白いタイトルやなーと書店で見かけて思ったのはかれこれもう2年前か。文庫になったし、映画にもなったらしいので購入してみた。読んでみると、場面がとても細かく描写されていてなおかつダラッとなりそうな場面もきっぱり切り上げている、という印象があって読みやすい。感心しながらすいすい読んでしまった。
お姉ちゃんは怖かったけど、彼女より逞しかったのは「お姉ちゃんはやっぱり面白いよ」と言い切ってしまう妹なのかな。