レオナルド・ダ・ヴィンチ −天才の実像−

映画を見終わった後、そのまま上野の国立博物館へ。
上司が打ち合わせの合間に見に行ってきて、すごく良かったというダ・ヴィンチの『受胎告知』を見に行った。
最初は『受胎告知』の部屋に通されるのだけれど、少ない照明の中に一点のみ飾られたそれが凄かった。
なんて言えばいいのか、いい意味でショックを受けた。
本やテレビで見るよりもやはり実物を見た方がいいんだな、とつくづく感じる代物。これを20歳で描いてしまうなんて驚くしかない。
他にもダ・ヴィンチを詳しく説明した展示があって、2時間近くかけてじっくりと見てまわった。
ただ、悔やまれるのは入り口の音声説明の機械を借りずに入場してしまったこと。
なくても説明文読めばわかるだろ、とナメていたけれど、展示品を見ただけじゃちょっとなかなか。理解できないものが多かった。
しかし芸術だけじゃなくて、医学や発明の分野まで極めてしまうこの人はやはりスゲー。興味を持つことがいちいち楽しかったのかな?そうでなきゃ、あそこまで追求することなんかできないよなあ・・・。
とりあえず、自分はもう手のデッサンでやられてしまいました。なんであんなふんわりとした手が描けるんだー。