場所はいつも旅先だった

場所はいつも旅先だった (集英社文庫)

場所はいつも旅先だった (集英社文庫)

松浦弥太郎さんの本で、過去に滞在したヨーロッパやアメリカのことを綴っている。この人の語り口とか雰囲気が好きでたまに読みたくなるんだけど、本作は旅先の風景まで浮かんでくるようで、読んでいるとなんだか心が落ち着いてくる。どちらかといえば土地ではなく、旅先で会った人の話に重点が置かれている。旅とは出会いである、とはよく言ったもんだなー。