湾岸好き

時間ができたので上司の許しを得てブックフェアへ行く。電子書籍が今どうなっているのかについて知るのが目的だったんだけど、なんとか最終日に行くことができてよかった。
専用の端末に触る機会がほとんどないので(触るのはちょっと怖い)、他人が操作しているのをガン見しまくる。思っていたよりも小気味よく動いたりして、かなり性能が良くなっていることにまずビックリした。気になる単語があればすぐ調べられるし、並行して目次を表示できるなんて当然で、縦でページを移動して横で章を移動できる“十字スクロール”なんていう機能を備えたものもあって、これはもう馬鹿にできないレベルにきていることを実感する。個人的には本を読んでいて残りページの厚さを確認をするのが楽しみだったりするので、そういう機能がバラメータなんかで付いていても面白いと思うんだけどどうなんだろうなー。
この日は雨がパラつくような曇り空で、ゆりかもめから見る湾岸の風景はぼんやりして霞がかかっているようだった。昔からゆりかもめからの眺めには無条件に興奮してしまう。乗る機会が少ないというのもあるんだろうけど、きっと工業用の湾岸の風景がけっこうツボだからだと思う。迎合していないというか、無機質な感じがすごく想像力をかき立てられてしまう。そんなことをぼんやり考えていたらうっかり逆方向の路線に乗ってしまい、かなりの時間ゆりかもめを堪能してしまった。なにしてんだ・・・。