玉突き事故とまちがい電話

金曜日、母と妹の乗った車が追突されたと実家から電話。四台の玉突き事故で、ちょうど間に挟まれたとのこと。自力でドアを開けて出ることができないほど車は壊れてしまったけど、幸いにも二人とも無傷ということでホッとした。「前の車の人のケガがいちばんひどかったんだよね。どうしてかなあ」なんて呑気に尋ねてくるあたりは普段どおりの母で、確かに大丈夫そうだった。
そして今日、8年ほど前にいた職場の同僚から久しぶりの電話。昨日の今日だし、もしかしてお世話になった上司でも亡くなったかな、と思って電話にでると「あっ、間違えた」とのこと。どうもアドレス帳を一行見誤ったらしい。おいおい。
でも、そういうおっちょこちょいなところは相変わらずでちっとも悪い気分はしなくて、おそらく4年ぶりぐらいに5分ほど話した。相手が仕事中じゃなかったら、山ほど積もる話があるのでずっとしゃべっていたかもしれない。
切りぎわに昔と変わらない軽い口調で「また遊びにきてよ」と言われる。相手は住んでいる場所も遠いので、何か理由がないと「おお行く行く」といかないのが社会人のつらいところだなー。でも社交辞令だったとしても、やっぱりこういう言葉は嬉しい。いつかムリして買ったというマイホームやヤツの子どもの顔も見に行きたいなあ。