柔軟であれ

仕事が小さな山を越えて一区切り。
ぼんやりとネットを眺めていると、応接スペースで打ち合わせしている上司たちの会話が聞こえてきた。突然声がかかることがあるので耳だけ傾けていると、ひと通り仕事の話をした後、話題はつい最近もちかけられた企画に。それはちょっと前、どういう切り口にするべきか自分が試行錯誤した企画だった。
上司と話していた人はちょっと考えて「こうしたらどうでしょう」といくつか案を挙げてくれて、それが自分が思いつかなかったような切り口だったので目から鱗が数十枚ぐらいボロボロ落ちる。それは上司も同様だったようで打ち合わせ直後、急遽ふたりで企画について見直しをした。
先ほどの相手は某有名大学出身で大手広告代理店に就職したあと独立、というエリートを地でいくような人だということで、やっぱり頭のつくりが違うんだねえと二人で納得。頭がいいということは柔軟であることなのかとつくづく思う。