2010年のはじまり

明けましておめでとうございます。年末年始は例年通り実家で過ごしてました。友人の大半が妻帯者になってしまったので無理矢理飲みに誘うわけにもいかず、この時期忙しい家業を手伝ったりテレビを観たりして普段以上にインドアな正月になりました。
唯一出かけたのは妹と映画を観に行ったことぐらいで、作品は妹の強烈なプッシュでカールじいさん。体育館に毛が生えた程度の田舎の映画館なんだけど、作品が素晴らしかったのでぐいぐい引き込まれる。ガキどもが周囲で騒ぐ声もまったく気にならなかった。
特に最初の奥さんとの暮らしを描くあたりは胸にグッときた。そして何よりカールじいさんの変わりようがいい。終わりに向かうしかなかったカールじいさんが再生するクライマックスは、もう「本当によかった!」と心から思えてまたグッときたのだけど、妹の前で泣くわけにもいかず涙をこらえていたら、妹の方は隣でボロボロ号泣していました。
それにしても、しばらく観ていないうちに今のCGは本当にすごいものになっているんだなあと絵の質の面でもカルチャーショックを受けてしまった。幅広いファンがいる理由もよくわかるなー。