カポーティ

原作もあるから脚本を下手に膨らますことができなかったのだろうけど、ストーリー的には普通だった気がする。カポーティと被疑者の距離が縮まっていく過程がどうも自分にはわかり辛かった。
ただカメラの切り替えがスマートでとても好み。アメリカ的な大作に見られる、下手な余韻を残すだらだらとした場面がなく、観ていて疲れることがまったくなかった。カポーティ役のフィリップ・シーモア・ホフマンもよかったなあ。