天国を見つけました

朝霧JAMに行ってきました。
テントの場所取りとか荷物の運搬とか、初心者なりにいろいろ心配していたけど、今回でもう3、4回目の参加というベテランな友人たちのおかげでその辺りは無事にスルーできた。
ステージがよく見える位置へテントを張り、まずは乾杯。寝転がっていても音楽が聞こえてくるし、遠目にアーティストの姿も見えるという、かなり贅沢な空間に酒がすすむすすむ。ここに天国はありましたよ。
あまりにまったりしすぎて間近で観るつもりだったアーティストを何組か逃してしまったけど、不思議と悔いは残ってない。2つのステージの間を行ったり来たりして、疲れたらテントでゴロゴロした。
1日目、気持ちよかったのはCURLY GIRAFFE、CAMILLE。特にCAMILLEはピアノ1台とボイスパーカッションのみの演奏なのに、見事に観客の心をわしづかみにしていた。
そして夜はテントに集まり、仲間内でブームのUNO対決。罰ゲームで『ミクシィネームをワイセツな名前に変える』、『自分の歌声をマイスペにアップする(曲指定)』など、激しく嫌なものに設定されたのでかなりの激戦になった。それでもなんとか勝ち残ることができたけど・・・。あと一回負けていたらMyspacaデビューでした。あぶね。
2日目は富士山にかかる朝日をみんなで拝み、合掌。朝ごはんを食べて、そのまま二度寝。太鼓の音で目を覚ましてから1日目と同じようにステージ間をウロチョロした。
強烈に印象に残ったのはマルコス・スザーノ沼澤尚勝井祐二内田直之。ドラミングからエレクトリック・バイオリンからタンバリン捌きから、すべてが凄い。それぞれの音がどんどん膨張して爆発する感じは、そりゃあみんな嬉しくなって踊るよな、と納得してしまうほどのものだった。友人が言うにはROVOはもっと凄いらしい。今度聴いてみよう。
少し雨がパラついてきたので、早めにテントに戻ってpupaを観る。遠目でも原田知世はやはりかわいい。その後、テントを片づけつつTHE CINEMATIC ORCHESTRAを観てから帰路についた。駐車場で荷物を積み込み、車を出すと同時に雨が本降りに。あまりの雨の強さにみんなで思わずおお、と声をあげてしまった。
いいかげん、汗まみれになって騒ぎ、人ゴミでごった返すフェスにはうんざりし始めていたけど、この朝霧JAMはまったくそんなことがなくて、本当に心からフェスを楽しめた。
月曜日は余韻が残ってしまって、仕事が手につかなくて大変だったけど、またぜひ来年も行きたいなあ。