焼き鳥・ゴーヤ・秋の風

元同僚(かなり年上)のMさんと駅前にて飲み。
前から一度行ってみたいと思っていた、半分屋台のような外の風がちょうどよく当たる店があって、そこで先に飲んでるよ、とのことだったので喜んで出かける。
席に向かうとMさんともう一人、見知らぬ女性が。話を聞くと以前の職場の知り合いで、歳も近いせいかよく飲みに行っていた仲だとか。今日は偶然、駅で出会ったらしい。
その女性はすでに会社を辞め、新しく調理師免許をとるために専門学校へ通い始めたという。自分も今の仕事をする前は調理の仕事をしていて、当然、料理の専門学校へ通っていたので、それを知っていたMさんが「ちょうどいい」ってことで連れてきたという。
それじゃあと調理の仕事に関して、自分の知っている限りの話をするも、三人とも酔いが進んでいくうちに話が微妙にズレていってしまい、結局いま考えると参考になる話ができたのかなあ、と疑問に思う。それにしても、年上の人の話は楽しい。経験が元になっているので面白いし、とても勉強になる。
3時間ほど飲んでお開き。Mさんが庭で育てたというゴーヤをお土産にもらった。明日、ゴーヤチャンプルーにしよう、と思いながら、入った袋をプラプラさせて帰る。もうすっかり涼しい。もう今年はあのうだるような暑さが戻ってこないのかと思うと急に寂しくなる。風は冷たくて、ほどよく酔った身体にはちょうどよかった。